徒然草

紫野は人間味のあるアーティストになりたい

Sublimation

おはこんばんにちは。
紫野です。

今日の徒然草では、「Sublimation(昇華)」をテーマにつらつらと綴ります。

先日はとんでもみっともない醜態を晒しました。
人間味、ってやつです。
メンタル強いねって言われますが
普通に割れます。シャボンです。
お豆腐なんかよりよっぽど弱いし、
すぐ煮崩れします。

まだ完全復活したわけじゃないし
自分的に納得して追いかけられるような
大きな目標が立てられたわけじゃないけれど
とりあえず、現時点で自分が動く方向っていうのを探してみました。

本当に悪い癖なんだけど、
噴火するまで自分がしんどいことに気がつけないし、気が付かない振りをしてしまいます。

頼るとか相談するとか、
正直自分の中を見られたり入ってこられたりするのが苦手で嫌いで、目を背けてばかりいます。

今回は、毎晩1人で部屋にいる時にちょくちょく起こしていた小噴火が、大噴火になって、
二次災害で津波になりました。

みたいな感じで、
さすがに聞いてもらうだけでもと思って
人を頼りました。

なんでこんなになるまで言わないんだ
って怒られて、
たくさん褒めてもらいました。

弱音を言えてるだけマシだって言ってもらいました。

普段から私は自分のこと大好きって思ってるけど、自分のことを褒めたことってあんまりなかったなって、怒られ褒められながら思いました。

私は
自分のしてることがすごいことだ
とか、
誰にでもできることじゃない
とか、
そういう風に思ったことがありません。

常に自分は、
自分と同じようなことを目指し、
努力をしてる人のそばにいて、
そういう人たちと関わって、
その人たちを見て勉強したい。

そういう風に思っているから、

自分はなんでこんなに上手にできないのか
なんでこんなに上手く進められないのか
いつまで休んでいるのか

本当にする必要のない比較をしてました。

好きだ好きだと言いながら、
自分のどこが好きなのか
具体的には言えなかった。
本当は、
自分のことを誇りに思えてなかったんだろうなって思います。
思い込んで無理やり解決させていたような気もします。

自分ではあまりいい評価を自分にしてあげられないけれど、
私のことをよく知る人から
たくさん褒めてもらって、
肯定してもらって、
それでもまだなりたい自分や、
やりたい音楽は見つからないけど、

なりたいものが分からない
やりたいことが見つからない

って悪いことじゃなかった。

スっと目が覚めた感じがします。

もう少し?難しいことには変わりないですが
肩の力を抜くって言うんですかね、
今まで、目標のためにとか
応援してくれる人のために
とか
聞いてくれる人に向けて
上手くなくても一生懸命歌ってきたけど、
しばらくは自分の為の音楽をしてみようかな
と思います。

私が、私を好きでいるための
私が楽しいと思うための
そういう音楽をしたいと思います。

それを受け入れてくれる人を大切にします。

私が長い間悩んでいたのに、1度も気持ちが軽くならず、解決の糸口も見つからなかったのに、
こうやってまさしく崖っぷちの時に、
というかすでに落ちて行った時に、
縋れる相手がいたこと、幸せに思います。
自分のこと、自分じゃ何一つ救えなかったけど
助けてと言ったら助けてくれる人がいたこと、そういう人に出会えていたこと、
幸運に思います。

ありがとうでした。


紫野