徒然草

紫野は人間味のあるアーティストになりたい

Normal

おはこんばんにちは。
紫野です。
またまたお久しぶりの投稿となりました。

3月もまぁ、、、何やかんやいろいろあって
すごく凹んだし苦しいこともあったのですが
わざわざ人様に読んでいただくようなものでは無いものだったり、
単に時間が無くて書けなかったり、
結局後回しにする程優先度が高くなかったり、
ということで今に至ります。

今回の徒然草のテーマは「Normal」。
今の自分が、今の状態に苦しんでいる理由を上げるとするのであれば、
自分が考えているよりも私が「ノーマル」だからという観点に置くと割とスッキリする、
というお話です。
今日は短く締めたい…(多分無理!)!




私って、思ってたより普通だなぁ。

ということに気がつくと、
ちょっとスっとして
ちょっとモヤっとする。

最近のどのブログかは忘れてしまったけれど、
何かのテーマで就活のことを少し挟んで、
まだ間に合うこの時期だからこそ迷っているという心境を明かしました。

音楽に覚悟を決めて、
音楽で生きていきたい。

この気持ちは本物だし、
並大抵の覚悟で活動を始めたわけではないし、
今の私にはプライドもあります。
でも、
どっちつかずの私もしっかり存在している。

これが今、私が1番感じる苦しさです。

中途半端、というか
普通に勉強を頑張ってきたし、
塾とか通信講座とかやってた訳では無いけど
欲しいと言ったら参考書を買って貰えたし、
本は進んで読むように言われたし、
将来のためなら、紫野がやりたいなら、
と勉強を頑張らせてもらえる家に生まれ、
第1志望で中央大学に入りました。

中途半端、というか
働くこと自体が好きなので
長期インターンもやらせてもらってます。
働くの、楽しいです。
たまに業務内容に飽きがきたり、
成果が出なくて落ち込んだりするけれど、
それも含めて楽しいです。

私にとって、「勉強」や「労働」は、
小学生の頃から大学生になった今も
「嫌」じゃないし「嫌い」でもありません。

昔から
何かが特出してできた訳では無い代わりに
何かが極端に出来なかったこともなく
バイトが続かないなんてことも全くなく
サラリーマンは無理、なれない、
普通の働き方なんて滅相もない

ということもなく
普通の生活を望もうと思えば
全然できてしまうから、
振り切ることができなくて
だから苦しいんだなっていうか。
ずっと悩んでいるんだなってことにやっと気づいたというか。

普通、
であるが故の「中途半端さ」が
ここに来て目立っている気がします。

わたしが全く勉強ができなくて
本当に働くのが嫌で
でも音楽だけはのめり込めたとか
音楽だけは努力も惜しむことなくできた

みたいな人間だったら
「私にはもうほんとにこれしかない!」
って言って大学もやめてアルバイトで暮らしていく覚悟がもっと早くに出来ていたはずなのです。

今の私はまだ迷っています。

一番の問題はやっぱりお金。
私は学費を自分で出しているので
インターン(アルバイト)ともう一本、
普通に「稼ぐ」という意味でも音楽が本当に必要です。
普通に働いたアルバイトより月によっては2.5倍ほど収入も多いからね笑

お金を稼ぐための生活をしているということは
大学生らしからぬ生活にも絡んできます。
友人とは在学中、1回も遊びに行ったことがありませんでした。
本当に、
「勉強(単位)」
「バイト」
「バイト」
「バイト」。
休日返上でとにかく働いて、
月に1日か2日だけ作る「本当に何もしない日」は泥のように寝る。
休日=遊べる日 ではなくて
休日=ガチで寝る日 っていうのが私の生活スタイルになっています。

こういう生活をしているからこそ
やっぱり一旦就職した方が効率がいいのではないかと考えるようになりました。

アルバイトで月収20万稼ぐために、
土日祝日もフルタイムで働かなければならないのに、
正社員は土日祝日休みでも同じ額が稼げるなら土日祝日だけでも音楽に没頭する方がいいのかなぁと。

まず脳の回転効率と実際の活動や練習における体力的な効率が上がる気がします。
勤める会社にもよるけれど、
働き方次第で平日の夜も使えるし、
例えて言うなら髭男スタイルが理想かな、
っていう感じの思考プロセスが立っているのです。

これは決して、安定が欲しいからとか
周りの大人に諭されたからとか
そういうことではなくて、

「自分がダメにならない」こと
「腐らない」こと

を1番に考えた結果でした。

話を聞いていると、

「家賃がもう辛い」
とか
「お金ないからご飯と塩しか食べてない」
とか
そういう話がやっぱり多いです。

生活は立ち行かない、
でも音楽も上手くいかない、

ではお話になりません。

むしろ
生活が立ち行かないから音楽が上手くいかない

と捉える方がいいはず。

私には今、
生活をまずしっかり成り立たせるだけのポテンシャルと機会があるのだから、
1回その船に乗るのもいいのかなぁ。と。

冒険はしない派?

いやいや、そんなことありませんよ。
それなら音楽なんてとっくに諦めてます。

私はまず「生きること」、
これを大事にしたい。

今まで見ないふりをしてきたけれど、
体力や気力だけでカバー出来ていたことが
この先はどんどん衰えていきます。

何かやろうとして、
夢を追いかけようとして、
成功できる人って

全部ちゃんとできる人
もしくは
全部切り捨てて1つのことに没頭できる人

の2択なんです。

私には「切り捨てるには惜しい」と思われる、思えるNormalなものがまだ残っているから
まずは自分の足で立てるようにしていこうと思います。


音楽に振り切る=音楽に対する覚悟ではない

東京に出てきて4年目、
大学生4年目、
色んな人に会いながら色んなことに手を伸ばし行き着いた結論です。

きゃないスタイル、かっこいいとは思いますけどね。

またどこかで。



紫野