徒然草

紫野は人間味のあるアーティストになりたい

現状と今後について

日頃応援して下さる皆様へ

 

本日、一昨日から入院していた消化器系の病院を退院し、
しばらく自宅で療養することになりました。
第1診で「盲腸」を疑念されましたが、
精密検査の結果、問題があったのは消化器系ではなく子宮だったことが分かりました。
現在は、卵管炎・子宮内膜症と併発して、
「子宮頚部軽度異形成」という状態で、
簡単に言うと子宮頸がん一歩手前という診断です。
今は1つずつ病気を治していくということで
強目の薬を頂いて来週さらなる精密検査を受けることになっています。
「まだガンになり切ったわけじゃなくてよかった」
という安心感と、予想もしていなかった医師からの病状告知に対する大きなショックが同時にあって、
1番最初に「音楽できなくなるのかな」って思いました。

頭が働かないってこういうことか、と21年生きてきて初めて思いました。

 

思えば、ストリートライブを始めとして「誰かの前で歌う」「音楽で食べられるようになる」ことを夢に掲げるようになってから、

もともとの性分にも相まって、より「休む」「サボる」といったことをしなくなりました。

1日ギターを触らないだけでものすごい罪悪感と嫌悪感と、そして何より「周りに置いてかれる」という焦りがあったんだと思います。

人の2倍努力しても追いついたり並んだり出来ないのに、自己満足の努力で音楽をやることに対してすごく嫌な気持ちがあって、

「自分にできること」が何かを考えた時、

残っていたものは「継続」だけだったからです。

3倍4倍の量と努力をこなして初めて人と並べるし、追い越せる部分が出てくるんだと感じ、

「やりすぎ」な状態を続けないと自分に自信が持てずにいました。

大事な資本である「身体」に異変が出るまで睡眠不足や栄養失調、過労・心労に見ないふりをしていたのだと思います。

将来的に、普通に家庭を持って自分によく似た子どもを産みたいと思っている自分には子宮に病気が見つかったことがとてもショックで、診断を受けてから何時間経っても頭の整理がつきませんが、今は、日頃の無茶な生活スタイルや不摂生、暇嫌いを見つめ直すための最後のチャンスなのかなぁと思うようにしました。

 

ただ、ものすごく早いスピードで「ガン」と呼ばれる状態まで進んでしまうことではないということだったので、できることから治療していって経過観察ということになるそうです。

1歩手前で止まってくれているうちに、この先も自分がやりたい音楽を気が済むまで戦えるように、きちんと病気と向き合う時間を作りたいと思います。

そこで、もともと最大で2週間のお休みを頂く予定で計画を立てていましたが、延長して4週間ほど静養に努めることにしました。

ストリートには約1ヶ月出ないことになりますが、その間にできることはたくさんしていきますし、11/12のフェスに向けて、また9/28-10/2の舞台公演に向けて、頑張っていきます。

 

急な話でビックリさせてしまったかもしれない、ごめんなさい。

 

これからも応援して頂けると幸いです。

 

 

紫野