徒然草

紫野は人間味のあるアーティストになりたい

Charm

おはこんばんにちは。

紫野です。

今日の徒然草のテーマは「Charm」、私自身が自分に対してどんな魅力があるのかということを考えたいと思います。

 

そういえば最近、PCでブログを書くようになりました。

普段、学業の傍らライターのお仕事をしているので、PC画面になった瞬間に、「おい、見出しあるんかーい」と突っ込みを入れてしまいました。

スマホで書いてるとわからないんですよね。

 

紫野の魅力

魅力っていう言葉にもいくつかカテゴリーと粒度というものがあるので、今日ここで全てを綴るとなるとおそらく卒論一本でも書ききれないと思います。

 

じゃあどの魅力に関して書いてみよう?

 

ということで、せっかくなので音楽人としての魅力を自分なりに探してみました。

音楽人っていう人種の中で、さらに私が注力している路上ライブにおいて、私の魅力は何かなぁと考えてみたところ、このようなポイントが出てきます。

 

  • MCをよく褒められる
  • ジャンルの広さ
  • 即興

 

わぁ、普段やっている業務みたい。(笑)

SEOとか意識しなくても気楽に書けるのがブログだと思ったんですが、それはそれで難しいですね。

でも読みやすい方がいいし、これはこれでいいか。

 

1つ1つ向き合っていきます。

 

MCをよく褒められる

SNSのプロフィールやヘッダーなどにも書いているんですが、対して訛りや特別なアクセントがあるわけでもないごく一般的な静岡人が「エセ関西弁」を話します。

関西の人とお話する機会があると、三重とか岐阜の方ですかと聞かれるんですが、関東圏の人と砕けて話すと「関西から来ているの?」と聞かれるのです。

あの独特のしゃべり方とか、アクセントとか、なんか好きなんですよね。

小中高と関西出身の先生に担任を受け持っていただいていた期間が長かったり、加えて自分が根っからの「先生っ子」だったので、くっついているうちに移ってしまったみたいです。

そんなこともあって、口から出てくる言葉の節々に西の雰囲気を感じるそうです。

これは結構MCで使えるなぁと思ったのは、路上ライブを初めて2カ月ほど経った頃でした。

路上ライブって、ずっと歌っていないとせっかく止まってくれた方もいなくなってしまうシビアな世界だと思います。

でも私の喉はそんなに強くない。

特に、ワンマンのチケットを手売り完売目指しているんだ、っていう気持ちもしっかり伝えたいということで、毎日家でお話をする練習をしていました。

しかも、

歌だけなら、ギターだけなら、私じゃなくてももっと上手な人たちが東京にはたくさんいる。

その中で自分が闘っていくには、私の音楽に対する姿勢はもちろん、私という「人間」自身を知っていただく必要があると思いました。

 

トークバリおもろくて、歌は普通だけどどこかギャップを感じる。

これが私の目指すMCでした。

ただ、「こんなこと頑張ってます」「応援してほしいです」だけでは、捕まえられないお客さんがたくさんいました。

時にはトレンドなボケをしてみたり、セルフで突っ込んでみたり、MCしてると、その時その時のお客さんの顔がよく見えます。

マスクしてても目元が柔らかくて、安心するのです。

 

「さぁやろう」と思ってすぐに上手にできたことではないと思います。

もちろん、1年半近く続けていたライバーとしての経験も絶対に生きていると思います。

これからも磨き続けなければ。

 

ジャンルの広さ

もちろん、私は歌を歌う人なので、話だけじゃやっていけない。

話は面白くても歌がイマイチなら意味がない。

でも私には、ボーカルのスクールに通ったり、先生に見て頂いたりということに関して金銭的にもスケジュール的にも難しい現状が続いています。

もちろん、歌もギターも、だからといってヘタなままではいけないので毎日練習します。

あこがれのアーティスト、ずっと目標にしている人、私の周りにいるアーティストの皆さんを見て「ほしい」と思った技術を自分なりに習得し、洗練していくことは常に心がけています。

指摘してくれる人がいないから、歩む速度はかなり遅いのですが。。。

 

そこで、たいして歌もギターも突出しているわけではない私が、埋もれないために何を伸ばしていこうか、真剣に悩んだ結果が「ジャンル」でした。

 

普通のJpop、流行りの邦ロックの弾き語りじゃなくて、時には「え、それやるん」と思われるような洋楽だったり、ボーカロイドの名曲だったり、ラップだったり、

満足はしていないですが、私の練習にかける時間があれば補っていける。

そう思ってジャンル開拓を始めました。

過信ではありません。

毎日毎日、滑舌が上手に回らない自分や、歌に集中しすぎてギターができなくなったり、だんだん投げやりになったりしてしまう自分にイライラしながら練習しています。

動画撮るときもNGの量は半端ないし。

 

でも気持ちいいです。

「え、それやるん」

「え、これ来るとは思ってなかった」

 

って顔されるんです。

一番反応を見ていて気持ちいいなと思ったのは、最近はあまりやらないんですが

YOASOBIさんの「怪物」でした。

それギター一本で行くんか。って、一気に人が足を止めてくれた五反田駅で背筋がすごくゾワゾワしました。

 

あとは、あまり知られていないインディーズバンドの曲とか。

「それ知ってるんだ、嬉しい」

「実はそのバンドのファンで」

っていう感想を言ってくれる方も大勢いました。

 

弾き語りっていうジャンルの中で、いろんな音楽を届けられる可能性を探すのがすごく楽しいです。

アレンジして、雰囲気が変わって、本元の曲の違う顔が見えると、「やってやったぜ」って思う。

それが自信になります。

 

私は、歌は上手じゃないし、ギターもまだまだたくさんできるようになりたいことがたくさんあるけれど、何か一つでも他の人がやらない・できないことをできるようになりたい。

そのための努力をこれからもしていきたいなと思っています。

 

即興

最後に、即興。

その時、その瞬間にしか私の体から出てこない歌を路上で、私のことを何も知らない人が見ている状態で作る時のわくわく感。

 

youtu.be

 

完成度はその時によってマチマチですが、私はこれができる人間でよかったと思います。

元は、ライバー時代に培ったもので、いかにオーディエンスを楽しませられるかという工夫の1つが即興でした。

書き込まれるコメントを読んで、作ってみる。

これに関しては、まだまだ洗練していかなければならないけれど、

歌い終わった瞬間に私の頭の中から消えてしまう特別な歌や言葉をその場にいる人がわくわくした顔で聞いてくれているのを見て、励みにしています。

自分の武器、できる人はまだいるかもしれないけど、誰もやろうとしないこと。

やろうとして簡単にできるものではないこと、手を出してみてよかったと思うのです。

 

 

他にも、明らかに他の女性より低い声が出る音域の問題とか、もしくは声質自体をほめていただくこともあります。

私が歌うとより感情が入っていいね、とかありがたい言葉を投げかけてくれる方もいます。

でも、私は自分に与えられたものに甘んじるんじゃなくて、努力で伸ばせるところを限界まで伸ばしていきたい。

私の魅力って、天性のものじゃないと思っています。

努力すること、継続すること、これ自体が誰にでもできることじゃないと思っているから、他の人には勝らないポイント、もともと人口密度の少ないポイントでたくさん練習してやろうと決めています。

たまに、燃え尽きたり失速したり、疲れたりするけれど、

それでも音を聞かない日はないし、ギターに触らない日もありません。

私にとっては、それが普通で、当たり前で、私が自分のことを好きでいられる理由の1つです。

 

 

今日は、路上ライブっていうカテゴリーの中で自分が考える私自身の魅力についてめいっぱい書きました。

次は、逆に悪いところを洗い出してみようかなと思います。

 

 

また次回。

 

紫野